第二十八章 市役所にて

「♫4番 の カードを お持ちのお客様 1番窓口までお越しください 」

市役所の住民課では、平日の9時から結構並んでいた。まだ順番が来ない。

知子は会社を半休して、住民票を取りに立ち寄っていた。市役所のポスターを

全て読んだが、まだ時間が余る。市役所ってどうしてこうも壁が黄ばんでいる

のだろうか。憂鬱になる。

住民票は、戸籍は抜きで家族全員分といえばいい。迷ったら全部載っているやつ

下さいで事足りるでしょう。印鑑証明は作っていなかったので、住民票をとって

それをもって、登録をしなければならない。印鑑はちょっと立派なのを作ってお

いた。印鑑証明書というのは住民票でできるのか。住民票って昔、結構他の人で

も取れてしまうのではなかったろうか?印鑑証明も簡単に他人に作られそうな気

がしてならないのは気のせいだろうか。そんなことを思いながら、まだ呼ばれな

い。

 課税証明書については、長い帯のようなもの(住民税決定通知書)が見つから

なかったので、課税証明書を取ることにした。300円くらい仕方ない。

 昨日の大家宅捜索と、半休をとったので、何か平日にこんなところで足止め

されていることがもどかしい。やっと呼ばれた。

 住民票は全部入りの戸籍抜きで頼んだ。隆と知子の二人で住んでいるという

ことが書かれている薄い緑の紙を一通もらう。

 印鑑証明はお隣の窓口で、本来は出張所でとれるはずだったが、知子は印鑑

登録をしなければならなかったので、市役所まで来なければならなかった。

 30分以内には出来上がりますとのことで、また受付番号を取って腰掛ける。

 その後、課税証明書を取り、税金の証明ができたので、持ってそのまま電車で

会社に向かった。

 夜、その書類と、免許証、保険証、源泉徴収票を一緒に、本申込の封筒に入れ

後は記入するのみとなった。記入は今日は半分だけと思ったが、事前審査で書い

た書類を横に置いて書いたら、一気にかけた。押印を忘れずにということで、

隆と知子それぞれの実印を押した。ペアローンなのでそれなりに時間がかかる。

 そして、それぞれが団体信用生命保険の告知書というものを記入した。

生まれてから入院もない知子は全てNo(全部NOに〇を付ければほぼOK)

隆は以前出していたので(薄氷を踏む思いだったが)書かずに合格済み。

 ほかには個人情報の同意書に連名で記入し、大体揃った。

借り入れ金額や、自己資金、諸費用の額や35年借りるなどの記入が

難しいはずだったが、ここは営業さんから記入する金額を全部書いて

もらっていたので、なぞるだけで済んだ。良かった。

 それを土曜日に渡しにお伺いして、そうすれば多分翌週には承認が

下りているだろう。結構大変だったが、息を止めて一気にやってしまえば

そう大したことなかったなと思った。=A

続く

=A

ネット銀行であるから金利が安くありがたいのであるが、都市銀や地方銀など

店を構えている銀行であれば銀行の営業さんが回っていて、マンツーマンで

教えてもらいながら記入できることも多々ある。記入を自力でやるのが怖い

という場合は、営業さんに甘えて、間違いないように隣で見てもらいながら

書ければ負担が少ないと思う。結果、間違えて書き直しということでもう一週

掛かってしまうこともあるので、ネット銀行は嫌いという人もいる。書類で

イライラするのが極端に嫌いであれば、担当者がいる銀行を選ぶのも自由。

金利よりも人と人じゃないかという人は結構多い。そして、PCを持っていない

と辛い。携帯だけでもできることもあるようだが、ネット銀というだけあって

ネットを持っていない方は確認した方が良い。ある銀行で

ないと困ると言われたことがある。会社のパソコンでやって難を逃れたが、

良かったのか分からない。

 慌てることのないように、時間がギリギリになる前に早めに手続きは完了

させることが望ましいという話でした。

以上

 

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